馮志強老師
馮志強老師
- 馮志強老師に関しては先ずは"とむべえの陳式太極拳(http://www9.plala.or.jp/tombe_A/index.html)"を御高覧下さい。
- 陳式太極拳の名人と言われる陳発科の最後の弟子と言われており、実戦太極拳家としても有名。
- もう一方の顔として中国気功の父と言われる胡耀貞の弟子でもある。胡耀貞に関しては意外に知られていないが彭庭俊老師に道家功、内功、六合心意拳、華佗五禽術を学び、山西省の戴文俊老師より心意拳を学んだ。又河北省成安県道東堡の袁秀臣より子路太極拳を伝えられたとの事。胡老師自身は山西省出身で、中医の仕事の一方武術を練り、気を練ってきた。同氏が最後に辿り着いたのは静動功、特に自発動功である。著書には1959年人民衛生出版社より出版された「気功」及び1962年同社より出版された「気功及び保健功」がある。
- 馮老師によれば陳発科と胡耀貞の風格は異なり、陳発科老師は机を上から少し押すだけでも砕けてしまう功夫を持っておられたが、胡耀貞老師はある時馮老師の前で座禅を組みながらふわっと浮き上がったと言われておられた(事実かどうか疑われる方もおられようが、風格の違いの例えと解釈頂ければ幸甚です。)。
- 以前馮老師は北京の天壇公園の近くに住まれていましたが、その後地壇公園の近くに引っ越され、晩年は同公園を活動場所とされていました。
- 馮老師は1983年北京陳式太極拳研究会成立と共に同会会長に推される。北京陳式は陳発科老師が陳家溝から北京に出てこられ、その時発科老師に師事した弟子が中心となって設立した研究会で毎年色々な活動を行っている。中心となっているのは馮老師、陳照奎の弟子、田秀臣の弟子となっている。
- 小生は中国駐在の12年の間、週末毎に馮老師に太極拳を御教授頂いた。私に取って太極拳とは馮志強老師の事と言っても過言ではない。